みなさんこんにちは。大学生投資家の増配太郎です。
今回の記事は、2025年1月に買った銘柄について備忘録的に書きました。
アサヒGHDについて、少しだけ深掘りしましたので、そちらの方も目を通していただけると幸いです。

購入した銘柄一覧
コード | 銘柄名 | 株数 | 取得単価 | 購入総額 | セクター |
2502 | アサヒGHD | 5 | 1612円 | 8060円 | 食料品 |
2503 | キリンHD | 10 | 1969円 | 19690円 | 食料品 |
2768 | 双日 | 9 | 3159円 | 28431円 | 卸売業 |
8058 | 三菱商事 | 5 | 2471.8円 | 12359円 | 卸売業 |
8098 | 稲畑産業 | 2 | 3152円 | 6304円 | 卸売業 |
8766 | 東京海上HD | 2 | 5176円 | 10352円 | 保険業 |
1月は全体的に株価が下落していたため、👆のような銘柄を購入しました。
セクター別で見ると、
食料品:27750円(約32.5%)
卸売業:47094円(約55.2%)
保険業:10352円(約12.2%)
卸売業中心に購入してしまったことは反省点であります🫠
欲を言えば、銀行株を買いたかったですが、注目していた三菱UFJ FG・三井住友FGどちらも過熱感のある値動きであったため、今回は購入を見送りました。

アサヒGHDやキリンHDといった、ディフェンシブ銘柄を購入できたことは個人的にはプラスの様に感じます。
アサヒGHDについて

ここでは、「配当利回り」や「優待」などの点でキリンHDに劣るアサヒGHDを購入した意図について簡単に説明していきたいと思います。
①指標が割安
②配当の安定性
③今後の見通し
指標について
アサヒGHD:PBR = 1.0倍、PER = 13.1倍
キリンHD:PBR = 1.3倍、PER = 15.5倍
食料品セクターの業界平均:PBR = 1.6倍、PER = 19.9倍
⇨このことから、食料品セクターの業界平均と比べるとどちらも割安だと言えます。
※数値は2月7日現在のものです。
配当の安定性について
①配当
アサヒGHD:17期連続増配中
キリンHD:過去17期で、増配8・減配0・据置3・無配0
②配当性向
アサヒGHD:35%〜40%(総還元性高も同じくらい)
⇨ 今後の更なる増配にも期待‼️
キリンHD:直近5年間では配当性向50%超
⇨ 増配にはそこまで期待できないかも?
∴ 配当利回りでは、キリンが上回っているが、今後、増配の余力があるのはアサヒGHDのように思えます。キリンHDは、過去に減配はないものの、何度か配当性向が90%を超えたこともあり、若干リスキーな株だと考えています。

キリンHDは、三菱グループとの関係が深いため、経営が傾いたとしても一気に上場廃止になるとは考えにくいので、今後も、配当を維持し続ける限りは買い増ししていきたいと思っています。
アサヒビールの今後について
①酒税改正について
ビールの税率は段階的に引き下げられ、350mlあたり77円(改正前)から54.25円(2026年10月)に変更される。
⇨ アサヒGHDの酒類事業売上高のうち、約50%がビールであることや、国内市場のビールシェアが高いことを考えると、酒税改正は追い風になると考えられます。
一方で、発泡酒と第3のビールの税率は段階的に引き上げられ、2026年10月にはビールと同じ54.25円になる見通し。
⇨ サントリーHDにとっては逆風になると予想される….
②海外売り上げ比率
⇨ 国内市場は少子高齢化や若者の「アルコール離れ」・「飲み会離れ」が進むことで、縮小が予想される
⇨ 積極的なM&Aによる欧州・豪州のビール市場獲得によって、現時点の海外売り上げ比率は約51%を占めている
⇨ ビールの消費が多い地域を中心に収益基盤の拡大に期待大
〜アサヒGHDのM&Aについて〜
✅欧州事業
❶2016年10月:約3000億円で旧SABミラー社のイタリア、オランダ、英国事業を取得
⇨「Peroni」や「Grolsch」などのプレミアムビールブランドを獲得
❷2016年12月:約8883億円(73億ユーロ)でABインベブから東欧5カ国のビール事業を買収
⇨ チェコ、スロバキア、ポーランド、ハンガリー、ルーマニアへ進出
✅豪州事業
2019年7月:約1兆1416億円(160億豪ドル)でABインベブからオーストラリア最大手ビールメーカーのCUBを含む豪州事業を買収
⇨ オーストラリア🇦🇺ではキリンHDとともにシェアの9割近くを占めている
✅アメリカ事業
2024年:米国でのスーパードライ生産のため、現地メーカーを買収し、北米向けの製造販売体制を整備する計画
⇨ トランプ政権による関税へリスクヘッジに
※本記事で特定の銘柄を進めるつもりは一切ございませんm(_ _)m
年間配当金の推移
今回購入した銘柄の年間配当金は以下の通りでした。
コード | 銘柄名 | 予想配当 | 購入株数 | 配当金合計 |
2502 | アサヒHD | 47円 | 5 | 235円 |
2503 | キリンHD | 71円 | 10 | 710円 |
2768 | 双日 | 150円 | 9 | 1350円 |
8058 | 三菱商事 | 100円 | 5 | 500円 |
8098 | 稲畑産業 | 125円 | 2 | 250円 |
8766 | 東京海上HD | 162円 | 2 | 324円 |
今月の購入分によって年間配当金は10万4931円(増加額は3369円)となりました。
👇は、今年一年での年間配当金の目標(願望)です。
2月:10万7000円
3月:10万7000円
4月:10万8000円
5月:10万9000円
6月:11万1000円
7月:11万4000円
8月:11万7000円
9月:12万 👈👈👈 最低限達成したいライン
10月:12万3000円
11月:12万3000円
12月:12万6000円

願望通りに行く可能性は低いですが、
「年間配当金を12万円以上にする」と「株価の急激な上昇局面では買わない」
この2つのことは最低限守ってコツコツと株数を増やしていきたいと思います。
まとめ
①卸売業買いすぎた💦銀行株買い足したい…..
②アサヒGHDの今後に期待したい
③今年中に年間配当金12万円達成する
今回も記事を読んでいただき本当にありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m